さて、先週金曜日の夜にmaneoからmailが届いていました。
金曜日の夜ってのがポイントでしょうかね?
SL界隈で不都合な連絡は金曜日の夜って相場が決まってきたような気がしています。
ガイアファンディングの大量遅延問題と共にガイアセレクトファンドの遅延問題の併せ、maneoへの問い合わせが殺到したのでしょうかね?
今回の報告にはmaneoへ問い合わされた質問についての回答が掲載され、以後はこのテンプレートをよく読んで同様の質問は慎め!!って事なのでしょうね。
さすがにQAについては、知りたいことの回答も準備はされているのですが、調査中とか要請中とか・・・ぼんやりとした回答の印象ですね。残念ながら・・・
maneoからのmailです。
投資家の皆様へ
平素は、maneoをご愛顧頂きありがとうございます。
延滞発生の融資案件につきまして、現在までの経過をご報告いたします。 12月3日付【延滞発生に関するご報告】事業者AU社向け201
8年11月28日の元利金の未回収および全ファンドの利息に関す るお知らせは、以下をご確認ください。 また、ガイアファンディングからも11月19日に全ファンドに於
いて利息の支払いが無く期限の利益を喪失した件のご報告をしてお ります。
11月22日付【延滞発生に関するご報告】は、以下をご確認ください。 ガイアファンディング社より続報が発表されております。
12月14日付【延滞発生に関するご報告】2018年11月19日返済日分全ファンドの利息(続報2)は、以下をご確認ください 。 現在、ガイアファンディング社の遅滞案件について、多くのご質問
を、電話およびメールにていただいております。
ガイアファンディング社の遅滞に関する質問等を取りまとめましたので、下記FAQにてご報告させていただきます。 ◆ガイアファンディング社の発表内容について
Q1.12月14日付【延滞発生に関するご報告】2018年11月19日返済日分全ファンドの利息(続報2)のQ4についてのm aneoマーケット社としての見解について
A1.ガイアファンディング社からは、
(1)最終貸付先から米国関連会社に対し、利息は毎月送金されるものではなく、プロジェクト完了時などにまとめて支払われる。
(2)ほぼ全てのプロジェクトにおいて米国関連会社の米国における事業からの収益から毎月の利息の支払いを行ってきたが、資金繰りにおいて、これ以上利息の支払いを続けることが出来ず、 11月19日返済予定分の利息を送金しなかったとの報告がありま した。
maneoマーケット社としては、上記報告までは、上記方法により利息を支払う計画であったことを認識していなかった ことから、
事実確認のため、ガイアファンディング社に対して、当該回答内容を裏付ける資料(貸付金の返済や送金を証明する書類など)を
maneoマーケット社に提出することを改めて要請しております。 ◆ガイアファンディング社の状況について
Q1.ガイアファンディング社と折衝できているのか。ガイアファンディング社の代表者とは連絡が取れているのか。
A1.現在、ガイアファンディング社は代理人弁護士に対応を委任しております。従いましてmaneoマーケット社は、代理人を通 してガイアファンディング社と折衝致しております。 Q2.ガイアファンディング社は倒産の準備をするために弁護士を
立てているのか。
A2.ガイアファンディング社からは、当社との折衝等の窓口として弁護士を委任したと聞いております。
代理人弁護士との折衝等を開始しておりますが、本日(2018年12月14日)時点において倒産の準備をしているというような事 実は把握しておりません。 ◆ガイアファンディングのスキームについて
Q1.ガイアファンディングの投資について、最終貸付先企業への貸付までに3社が介在している理由と、3社の概要を説明してほし い。
A1.いずれの企業につきましてもガイアファンディング社において人的関係もしくは資本的関係がある、もしくは協力関係にある会 社でございます。
・「Gaiafunding Cayman Limited」は、租税回避目的で介在している、ガイアファンディング株式会社の子会社です。
・海外関連会社は、ケルビン・チウ氏(ガイアファンディング株式会社代表取締役)の親族が社長(Manager)をつとめる為替ヘッジを目的とした法人です。もっとも、ケルビン・チウ氏が 同社を実質的に支配していると認識しております。
・米国関連会社は、ケルビン・チウ氏が社長(Manager)をつとめる法人です。同法人が最終貸付先企業への貸付けを実行して おります。
上記3社が介在している理由としては、主に2つの理由があります。1つ目は、為替変動による投資成果をガイアファンディングの案 件にご投資いただく投資家が負わないで済むようにするための方策 としてガイアファンディング社の子会社が介在しております。
2つ目は、投資より得る配当リスクを国際間の税務上の都合から二重課税の取り扱いとならないようにするため海外法人が介在してお ります。
いずれにつきましても、投資家の皆様に投資成果をストレートに反映させるためのスキームでございます。 Q2.中間で介在する3社のうちのいずれかの企業が破産してしま
った場合、日本の投資家に対する償還・分配は行われないのか。
A2.本日(2018年12月14日)時点において、中間に介在する3社は破産等の法的手続の最中であるとか準備をしているとい うような事実は認識しておりません。
なお、一般論として回答させていただきますと、契約締結前交付書面にも記載させて頂いたとおり、ガイアファンディング社や貸付先 企業が倒産等した場合、投資家の皆様の預り金や回収資金に欠損が生じる可能性があること は事実でございます。 ◆ガイアファンディングの案件全般について
Q1.今回全ての案件が延滞を起こしたが、どのような方法で回収が進むのか。不動産の抵当権実行を実行して回収するのか。早く回 収してほしい。
A1.延滞案件につきまして、営業者は、一般的に以下のような対応をとることが考えられます。
(1)貸付先と協議の上で担保の任意売却を行い融資資金を回収する
(2)担保権を実行して競売にかけて融資資金を回収する
(3)破産等の申立てを行い、法的倒産手続の中で融資資金を回収する
(2)及び(3)の措置は実行可能な選択肢の一つと思われますが、
ガイアファンディング社からは、全てのファンドについてプロジェクトは進行中 であることが確認できており、米国関連会社が現地での資金調達等を検討しており、(1)の対応又は米国関連会社が調達した資金からの回収を計画 しているとの報告を受けております。 Q2.すべての利息が止まったのは、なぜか。
A2.maneoマーケット社は、ガイアファンディング社に対し、今回延滞した利息資金の所在、利息の支払い計画、各プロジェクトの進捗状況、今後の回収の見込 み等についての回答を要請しているところです。
ガイアファンディング社から回答を踏まえ、随時、メールまたはホームページにて追加のご報告をさせて頂く予定です。 Q3.各プロジェクトは、実態のあるプロジェクトなのか。また、
募集時において、プロジェクトの実態確認をどのようにして行った のか。
A3.maneoマーケット社は、ガイアファンディング社を通じて、物件評価書、現地SPCの会社情報などプロジェクトの実態確 認に資する各種資料の提供を受け、プロジェクトの実態があることを確認したうえで、募集の取扱いを 開始しており、プロジェクトの実態がない案件はございません。 ◆ガイアファンディング社の直近の募集ファンドについて
Q1.「3周年記念ローンファンド」に申し込んだ。ろくに利息の払いもなく延滞となった。早期に解約を申し入れたい。
A1.「3周年記念ローンファンド」の募集の取扱いを開始した時点において、利息の支払いが遅延してしまうことを疑うべき情報はなく、募集に 係る審査は適切に行われました。
ご質問の解約については、募集中ではキャンセルの受付は可能ですが、成立後のファンドにつきましては、匿名組合出資契約が締結されておりますため、途中解約はできかね ます。 Q2.「3周年記念ローンファンド14号の募集」について、全件
で延滞を起こした後にも、ファンド募集が行われていたが、その件 に対する説明をしてほしい。
A2.全案件の遅滞が発生後、「3周年記念ローンファンド14号」の募集をしておりましたが、当該ファンドについては、 キャンセルとさせていただきました。
11月26日の午前9時49分で募集終了処理をし、同日14時頃に「融資実行キャンセル」画面への変更処理が完了しております。
現在の表示につきましては、以下のURLにてご確認いただきますようお願い申し上げます。 ◆ガイアファンディングの今後のファンド募集
Q1.今後ガイアファンディングではファンドの募集を行わないのか。
A1.ガイアファンディング社からは、既存のファンドの償還・分配に向けて米国での任意売却又は資金調達を計画しているものの、新規ファンドの募集は行わない方針であるとの連絡を受けておりま す。 ◆個別の投資案件ついて
Q1.私の投資した「●●プロジェクト」の状況および投資回収の見込みを聞かせて欲しい。
A1.ガイアファンディング社からは、全てのファンドについてプロジェクトは進行中であることが確認できたとの報告を受けており ます。
maneoマーケット社は、各プロジェクトの状況を確認すべく、ガイアファンディング社に回答を要請し、同社からの回答を待って いる状況です。
個別のプロジェクト状況に関しては、ガイアファンディング社から回答を踏まえ、随時、投資家の皆様宛への電子メールまたはホームページにて追加 のご報告をさせて頂く予定です。 ◆maneoマーケット社およびmaneo社としての対応につい
て
Q1.ガイアファンディング社が延滞を起こした段階でmaneo社としても発表をするべきではなかったのか。
A1.ご心配をおかけけして大変申し訳ございません。現状、maneoマーケット社及びmaneo社は、投資家の皆様に不確実な情報をお伝えし、誤解や混乱を来さぬよう 、ガイアファンディング社からの報告に関し、
今回延滞した利息資金の所在、利息の支払い計画、各プロジェクトの進捗状況、今後の回収の見込み等についての回答を要請するなど して、事実確認を行っているところです。先日就任したガイアファンディ ング社の代理人弁護士から回答がございましたので、今回、その内容を踏まえ投資家の皆様宛の電子メールにてご報告申 し上げた次第です。 Q2.maneoマーケット社として、現地の確認に行っているの
か。
A2.当社では、可及的速やかに米国での調査に着手し、これを進捗させ、投資家の皆様へのご報告を実施するべく、信頼できる米国のパートナー企業に現地の開発状況等の調査を依頼 しました。
パートナー企業より一部案件について調査が完了した旨の連絡を受けております。
遅くとも12月20日までに、またその後随時、調査結果報告の内容を踏まえ投資家の皆様宛の電子メール又はホームページにて追加 のご報告をさせて頂く予定です。 maneoマーケット社は、ガイアファンディング社に追加報告等
を要請するとともに、引き続き米国現地での対象不動産の確認及び・調査などを実施いた します。
投資家の皆様にお伝えできる情報が得られた場合には、速やかに投資家の皆様宛の電子メール又はホームページにて追加のご報告をさせて頂く予定です。
また、回収の進捗状況等につきまして、引き続き定期的にメールにてご報告いたします。
投資家の皆様には、ご心配とご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません。
投資家の皆様への償還・分配の早期実現に向けて当社として実施しうる調査等に全力を尽くしますので、
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。2018年12月14日
maneoマーケット株式会社(第二種金融商品取引業者)
一部着色しています。
maneoからのmailに関する所感
報告について、気になる部分は着色してみました。
色々とありますが、とりあえず、ガイアファンディングの全てのプロジェクトは進行中であり、任意の売却か米国の関連会社からの資金調達にて回収を予定するとのことです。
maneoは米国のパートナー企業に現地の開発状況等の調査を依頼
状況は分かりましたが、とりあえず気になったのが、「最終貸付先から米国関連会社に対し、利息は毎月送金される
ガイアファンディングの案件は元利金一括返済だったという事なのでしょうかね?
元利金一括返済だったが、関連会社の収益から毎月の分配金を出してたのだけど、何らかの事情で捻出できなくなったため、それを契機に全件遅延が生じた?という理解で良いのでしょうか?
maneoからの正式な報告ですので、この話を信じるしかないのでしょうが、毎月分配などと言ってファンドの資金を募集しておきながら、実は元利金一括返済だった・・・なんて、最初の条件や背景が事実と異なっているファンドを募集していたというのは如何なものでしょうか?
元利金一括返済であるなら、プロジェクトなるものが予定どおり終われば、投資した元金も戻ってくるとは思えるのですが、それもどうだか・・・
とりあえず、12月20日頃を目途に再度報告があるようですので、それを待つことにせざるを得ないですが、何だか釈然としない内容です。
さて、どうなることやら・・・
リンク先には色々な情報に関するブログがありますので、参考になると思います。






何を今さらって感じですけどね・・・
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